シーアールイー（東京都港区）は28日、埼玉県久喜市で開発を進めていた物流施設「ロジスクエア久喜Ⅱ」を竣工したと発表した。

　開発地は東北自動車道「久喜」インターチェンジより約4.8km、「加須」インターチェンジより約5.8km、主要幹線道路である埼玉県道3号さいたま栗橋線沿いに位置しており、いずれのインターチェンジからも10分以内でのアクセスが可能な好立地となっている。

　施設は、約9千8百㎡の敷地に延べ面積約1万1千㎡の2階建て。基本スペックとして、1階トラックバースは高床式のピロティタイプ、倉庫部分の床荷重は1.5ｔ/㎡、有効高さは1階・2階共に5.5m以上、照度は300ルクスを確保している。

　前面道路からの場内出入口は入口専用、出口専用の計2ヵ所のゲート（幅員12m）を設け、トラックヤードは、塑性変形抵抗性に優れ、わだち掘れの発生を抑制する「半たわみ性舗装」を全面に採用した。

　「ロジスクエア久喜Ⅱ」は竣工に先立ち国内メーカー企業の入居が確定しており、2017年3月1日よりテナント企業の物流拠点として稼働する予定。