工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

プロロジス、茨城県古河市に大型物流施設/17年7月の着工

2017年3月22日

 プロロジス(東京都千代田区)は21日、国内大手物流企業と約3万㎡の賃貸契約を締結し、茨城県古河市において「プロロジスパーク古河3」を開発すると発表した。

 今回、プロロジスのリピートカスタマーである国内大手物流企業の専用施設として開発される。同物流企業は、関東広域をカバーする新拠点として活用する計画で、医薬品などの荷物を受託する。

 開発地は、茨城県と都心部とをつなぐ新4号国道から至近に位置し、圏央道「五霞IC」からは約6kmの北利根工業団地内に位置する。また、圏央道「境古河 IC」~「つくば中央 IC」間の開通により、関東全域だけでなく、東北方面や関西方面への広域配送が可能となる。

 施設は、地上2階建ての物流施設1棟と、併設する平屋建ての危険物倉庫2棟を整備する。物流施設1階西側には約30台のトラックバースを設置するほか、東面の一部にもバースを配置し、荷捌きの効率化を図る。

 また、倉庫内には空調や保冷庫の導入を計画中であり、2棟の危険物倉庫と合わせて、多種多様な荷物の保管に対応できる施設となる。敷地内には、乗用車駐車場・トラック待機場を十分に確保し、車輌が周回できる計画となっている。

■ 物流施設概要

名称:プロロジスパーク古河3
所在地:茨城県古河市
敷地面積:約35,000㎡
延床面積:約31,200㎡
構造:地上2階建
着工予定:2017年7月
竣工予定:2018年7月

このエントリーをはてなブックマークに追加