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武田薬品工業、アイルランド ダブリン州に医薬品の製造施設を建設

2017年6月6日

 武田薬品工業(大阪市中央区)は1日、アイルランド工場に多発性骨髄腫治療剤「ニンラーロ」の新たな製造施設を建設すると発表した。

 新製造施設の建設は、2017年6月に開始され、投資額は合計で40百万ユーロ以上となる見込み。2018年8月の完成、同年度後半の稼動開始により二次包装製品を出荷する予定。

 新製造施設は、原薬、製剤、一次および二次包装、品質管理の全てを一つの製造施設内で完結させる。

■ 施設概要

名称:GCP2 ニンラーロ工場(仮称)
所在地:アイルランド ダブリン州グランジキャッスル ビジネスパーク
投資額:40百万ユーロ(約50億円)以上
施設総面積:約5,672㎡
     :主要施設(2階建て) 約2,998㎡
     :付帯施設(電気棟、サービスヤードなど) 約2,674㎡
構造:鉄骨(鉄筋コンクリート補強)
高さ:最大15.95メートル(建物の最も高い部分)
着工予定:2017年6月
完工予定:2018年8月

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