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マツダ、タイの新パワートレイン工場でエンジンの量産開始

2015年10月27日

 自動車メーカーのマツダは26日、タイ・チョンブリ県に建設した新パワートレイン工場「Mazda Powertrain Manufacturing (Thailand) Co., Ltd.」(MPMT)でエンジンの量産開始記念式典を実施したと発表した。

 MPMTのエンジン工場は、低燃費・低公害の小型車に優遇税制が適用されるタイのエコカー優遇制度(第2期)に対応して建設したもので、日本の本社工場(広島市南区)、中国の「長安フォードマツダエンジン有限公司」、メキシコの「マツダデメヒコビークルオペレーション」に続いて、4拠点目となる「SKYACTIVエンジン」の生産拠点。

 年間生産能力は約3万基で、現在生産している「SKYACTIV-D1.5」は、同国にある車両生産拠点「オートアライアンス(タイランド)Co., Ltd.」に出荷され、タイ市場向けの「Mazda2」に搭載される予定。

■ マツダパワートレインマニュファクチャリング概要

会社名:Mazda Powertrain Manufacturing (Thailand) Co., Ltd. (MPMT)(マツダパワートレインマニュファクチャリング(タイランド) Co., Ltd.)
資本構成:マツダ株式会社:100%
所在地:タイ王国 チョンブリ県
総投資額:約260億円
土地面積:約209,000㎡
建屋面積:約49,000㎡
事業内容:マツダ車向けトランスミッションの製造・販売
従業員数:約500人
生産開始:2015年10月26日
会社設立時期:2013年2月

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