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エスビー食品、タイで新工場建設着工

2026年2月5日

エスビー食品は1月30日、タイで新工場の建設を開始したと発表した。

 同社は海外事業を成長エンジンと位置づけ、2043年に海外売上高比率40%超を目標としている。東南アジア・オセアニア地域は経済成長が見込め、日本食需要も高いことから重点市場としている。

 2025年2月には同国に生産拠点設置を目的とした現地法人S&B Foods(Thailand) Co., Ltd.を設立しており、新工場は同社の生産拠点となる。日本式カレーなどの同社製品を中心に生産し、サプライチェーンの強化と製造・物流の効率化、供給量拡大を図る。東南アジア・オセアニア地域での「S&B」ブランドの浸透と事業強化につなげる。

 建設工事ではタイ戸田建設と連携し、工事用電力約200MWhの全量を再生可能エネルギー由来の電力で賄う計画。建設段階からクリーンエネルギーを導入し、持続可能な生産体制の構築を進める。

 同社グループは長期テーマとして海外売上高比率40%超の達成に加え、スパイス&ハーブの機能性研究・産地開発やグローバル人材などの育成を掲げている。2024年3月期から2026年3月期の第3次中期経営計画に沿い、拠点増強や海外サプライチェーン構築、マーケティング強化を通じて海外事業の拡大を進める。

■ 新工場概要

所在地:タイ王国チョンブリ県
敷地面積:12,992m²
延床面積:5,536m²
規模構造:3階建て(鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造)
生産品目:ハラル認証に対応した即席カレー製品等
建物竣工:2026年11月(予定)
稼働開始:2027年度後半(予定)

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