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グローバル・ロジスティック・プロパティーズ、国内最大規模の物流施設/590億円を投資

2015年11月2日

 物流施設の開発・運営管理などを行うグローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)【本社:東京都港区】は10月30日、千葉県流山市で国内最大規模の総延床面積約320,000㎡のマルチテナント型およびBTS型に対応した大型物流施設「GLP流山」の開発を行うと発表した。

 GLP流山はGLP流山I、II、IIIの3棟から成り、2016年夏から順次着工、2018年内の竣工予定、総開発コストは約590億円。また、GLP初の試みとして、「GLP流山」は通常の倉庫機能のほか、工場用途にも対応可能であり、この3棟で生産/製造、梱包、配送までを網羅し、サプライチェーンの統合を目指すフルパッケージの施設となる。

 GLP流山の3棟共通の特徴としては、4階建て、プレキャストコンクリート造・免震構造を採用し、ランプウェイの設置により各階アクセスが可能。

 さらに最新鋭の物流施設として、LED照明や空調設備の採用のほか、冷凍冷蔵倉庫機能に対応、配送のターミナル機能の併設など物流効率化に寄与する様々な仕様を予定している。また、太陽光発電、燃料電池を利用するクリーン電力によって、施設の共用部に加え一般的な倉庫利用の場合の専有部の日中の電気代をほぼ賄える予定で、CO2低排出と併せて、ローエミッション物流施設の実現を目指すとしている。

■ 新物流施設概要

施設名:GLP流山
所在地:千葉県流山市南字上耕地261番地
投資額:約590億円
敷地面積:約144,000㎡(3棟合計)
延床面積:約320,000㎡(3棟合計)
着工予定:2016年夏
竣工予定:2018年内

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