工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

野村不動産、東芝青梅工場跡地に物流施設/Landport 青梅Ⅰ

2017年10月25日

 野村不動産(東京都新宿区)は24日、東京都青梅市で物流施設「(仮称)Landport 青梅Ⅰ」を着工したと発表した。

 計画は、旧東芝青梅工場跡地の約119,965㎡を3つに分割し開発するプロジェクトとなる。今回、その第1号案件である「Landport 青梅Ⅰ」は、Landportシリーズ14棟目となり、日野自動車が一棟借りの上、専用の部品センターとして活用する。

 立地は、圏央道「青梅」ICから約2.5km、国道16号から約3.2kmの距離に位置し、主要高速道路や幹線道路を利用しての広域配送が可能。また、JR青梅線「小作」駅から徒歩約10分に位置し、周辺には多くの住宅エリアが広がっていることから、雇用の確保に対しての優位性が期待される。

 施設は、延床面積約6万㎡の3階建。2階へのスロープを設け、1階・2階で同時に10t車が72台接車することを可能とし、効率性の高い輸配送業務に対応する。また、梁下有効高6.5mを確保し容積率を余すことでメザニン床の設置を可能としており、季節要因等による荷物の増加や、将来的な拡張に対応する。

 Landport 青梅Ⅱ・Landport 青梅Ⅲについては2018年4月以降の着工を予定している。

■ 物流施設概要

名称:(仮称)Landport 青梅Ⅰ
所在地:東京都青梅市末広町2-9-1
敷地面積:39,391.90㎡
延床面積:61,121.23㎡
構造:RC+S造・耐震・スロープ型・3階建
その他設備:トラックバース 72台、乗用駐車場 185台、トラック待機場 10台
設計施工:(株)錢高組
着工:2017年10月
竣工予定:2018年11月末

このエントリーをはてなブックマークに追加