工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

大同特殊鋼、知多工場・渋川工場で特殊溶解設備の増設

2017年10月31日

 大同特殊鋼(愛知県名古屋市)は30日、愛知県東海市の知多工場と群馬県渋川市の渋川工場で特殊溶解設備を増設すると発表した。

 今回、航空エンジンや発電用タービン向けの回転部品用材料など、高付加価値特性が求められる高級鋼の需要増加に対応するため、これらに適用される溶解プロセスである「特殊溶解」の設備を増設する。

 投資額は約40億で、知多工場にはエレクトロスラグ再溶解炉を2019年1月に1基、渋川工場には真空アーク再溶解炉を2019年4月・7月に各1基の計3基を増設する。

■ 設備投資概要

投資額:約40億

◇ 知多工場
所在地:愛知県東海市元浜町39
導入設備:エレクトロスラグ再溶解炉(ESR) 1基
稼働開始予定:2019年1月

◇ 渋川工場
所在地:群馬県渋川市石原500
導入設備:真空アーク再溶解炉(VAR) 2基
稼働開始予定:2019年4月・7月

このエントリーをはてなブックマークに追加