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三井倉庫、横浜市中区の大型倉庫が竣工

2017年11月6日

 三井倉庫(東京都港区)は2日、横浜市中区南本牧ふ頭地区に建設を進めていた新倉庫を竣工したと発表した。

 施設は、2017年3月に開通した首都高速湾岸線 南本牧ふ頭ICから至近という優れた立地を活かし、横浜港を中心に広域関東圏一帯の輸配送ネットワークを広くカバーする戦略的配送拠点としての役割が期待される。

 また、全保管庫に定温空調設備を備えることで、多様化する顧客の物流ニーズに対応し、高品質なサービスを提供できる施設となる。

 さらに、環境負荷の低減に配慮しCASBEE横浜(横浜市建築物環境配慮制度)においてランクA(大変良い)の評価を得る一方、同施設の事業計画は物流総合効率化法の定める「総合効率化計画」の認定を受けている。

 トラックの集配経路を集約することで輸送と保管の効率化を図り、更にCO2排出量の低減、トラック待機時間の短縮により効率的で環境に優しい物流オペレーションの実現を図る。

■ 物流施設概要

名称:三井倉庫株式会社 南本牧倉庫
所在地:神奈川県横浜市中区南本牧3番20
敷地面積:10,695㎡
延床面積:31,565㎡
構造:混合構造(鉄骨造 一部 鉄筋コンクリート造)5階建(倉庫4層)
主な設備:全館LED照明、全館定温空調設備、自家発電設備(事務室系統)、入退室管理設備、監視カメラ、一部壁面緑化採用
着工:2016年9月
竣工:2017年11月1日

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