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旭化成メディカル、宮崎県延岡市に紡糸工場を建設

2017年12月22日

 旭化成メディカル(東京都千代田区)は21日、ウイルス除去フィルター「プラノバTM」の紡糸工場を建設し、中空糸生産能力を年間4万㎡増強すると発表した。

 近年、世界において生物学的製剤のウイルス安全性に対する要求が高まっていることに加え、モノクローナル抗体を中心としたバイオ医薬品の開発が盛んになってきたことから、年々ウイルス除去フィルターの需要が増加しており、今後もこの動きは世界的に続くことが予想されている。

 このような背景から、さらなる安定供給を目指すため、新紡糸工場の建設を決定した。

 今回の増強により、2016年に竣工した「プラノバTMBioEX」の紡糸工場と合わせた同社のウイルス除去フィルター向け中空糸生産能力は年間13万㎡となる。

■ 新工場概要

所在地:宮崎県延岡市旭町6丁目(現プラノバ紡糸・組立工場隣接地)
増産品目:ウイルス除去フィルター「プラノバTM」
生産能力:40,000㎡/年
着工予定:2018年4月
竣工予定:2019年5月

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