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クラレ、倉敷事業所で設備投資/光学用ポバールフィルムの増産

2018年2月20日

 クラレ(東京都千代田区)は19日、岡山県倉敷市の倉敷事業所で光学用ポバールフィルムの生産設備を増設すると発表した。

 LCD(液晶ディスプレイ)市場は液晶テレビやスマートフォン、タブレットなど携帯機器の世界的な普及により、成長が続いている。引き続きテレビサイズの大型化やパブリックディスプレイの普及により、更なる市場の拡大が見込まれている。

 加えて、LCDの基幹部材である偏光フィルムのベースとして、光学用ポバールフィルムの需要は拡大基調にあることから、安定供給を維持するため、今回の増設を決定した。

■ 設備投資概要

所在地:岡山県倉敷市玉島乙島7471(倉敷事業所)
生産品目:光学用ポバールフィルム
生産能力:3,200万㎡/年(増産)
稼働開始予定:2019年末予定

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