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キユーピー、115億円でタマゴ加工の新工場建設

2018年9月7日

 キユーピー(東京都渋谷区)は6日、兵庫県の伊丹工場跡地にタマゴ加工品の生販一体型拠点「関西キユーポート」を建設すると発表した。

 関西キユーポートでは、これまで別棟に分かれていた割卵工場とタマゴ加工品の生産工場を集約し、割卵から加工までの一貫生産体制を整える。

 今後需要拡大が見込まれるタマゴ加工品の生産合理化を図り、商品開発のスピードを加速することで、多様化する顧客ニーズに対応する。

 さらに、周辺に点在するグループ各社の営業・物流部門を集約し、生販物一体型の拠点として部門間のシナジーを向上させる。

 建設場所となるのは伊丹工場の跡地。伊丹工場は、1938年3月に操業を開始し、マヨネーズや液卵、タマゴ加工品の生産拠点を担ってきたが、関西の生産体制再編に伴い、2016年11月にマヨネーズの生産を終了している。

■ 新工場概要

名称:関西キユーポート(よみがな:かんさいきゅーぽーと)
所在地:兵庫県伊丹市南町4-7-1
投資額:約115億円
建築面積:約4,000㎡
延床面積:約20,000㎡
構造:S造5階建て
入居予定の部門:業務用タマゴ加工品・タマゴ素材品の生産拠点および関西周辺のグループ各社の営業・物流部門
設計・施工:清水建設(株)
着工時期:2018年9月
竣工時期:2020年1月
操業開始:2020年春

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