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オリックス、埼玉の大型物流施設が竣工

2019年4月17日

 オリックスは16日、埼玉県北葛飾郡松伏町で開発を進めていた大規模マルチテナント型物流施設「松伏ロジスティクスセンター」が竣工したと発表した。

 施設は、延床面積23,405坪、最小区画約2,500坪から最大8テナントの入居が可能。東京都心から約30km圏内で、東京外郭環状道路(外環道)、国道16号へのアクセスにも優れた、物流拠点に適したエリアに位置している。

 建物1階と3階の中央部に車路とトラックバースを備え、非常用発電機を設置するなどの事業継続計画(BCP)に対応しているほか、環境に配慮した省電力LED照明を採用している。

 また、「働きながら健康を促進する」をコンセプトに、共用部分には、昼休みなどにリフレッシュできる無料Wi-Fiが利用可能なカフェラウンジや開放感のある屋外テラスのほか、フィットネスルームを設置した。

 さらに、希望者には、メドケア(株)が提供する健康推進プログラム「Medically(メディカリー)」を活用し、スマートフォンアプリと連動して日々の歩数管理などができるリストバンド型ウエアラブル端末を無償で貸与するほか、医師や管理栄養士にオンラインで医療相談や栄養相談ができる。

 近年、電子商取引(EC)市場の拡大などを背景に物流施設の需要は増加している。今後も、物流施設に適した立地を見極めながら新規開発を推進し、多種多様なテナント企業の要望に対応できる最新鋭の物流施設を提供していく。

■ 物流施設概要

名称:松伏ロジスティクスセンター
所在地:埼玉県北葛飾郡松伏町大字大川戸608-5
敷地面積:42,967.41㎡
延床面積:77,372.32㎡
構造:鉄骨造4建
設計・施工:日鉄エンジニアリング(株)
その他:床荷重1.5t/m2 梁下有効高5.5m 普通車駐車場約280台設置
着工:2018年2月
竣工:2019年3月31日

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