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日本GLP、茨城・常総市に大型物流施設

2019年7月22日

 日本GLPは18日、茨城県常総市で先進的物流施設「GLP常総」の開発を決定したと発表した。

 開発地は、常磐自動車道「谷和原IC」から約4.5kmに位置し、都心からの距離は約40km(常磐自動車道を利用した場合、1時間圏内)と、物流拠点としてのアクセスに優れている。

 また対象地周辺は、アパレル関連企業およびメーカー系物流企業などの流通拠点が多く、主に保管効率を重視した先進的物流施設へのニーズが旺盛なエリアとなっている。一方で、効率化に寄与する先進的な施設の供給は限定的なエリアと言える。

 施設は、保管・作業効率向上のため、1階の天井高を6.5mと標準よりも高くすることで荷積み・荷降ろしのスペースを十分に確保して搬入出業務を円滑にするほか、荷物用エレベーターのパレット搬送能力を標準よりも約30%向上させている。

 また、トラックバースに出幅5.5mの庇を設置して、雨天時にも作業しやすい環境を確保した。最小区画面積は約7,000㎡と比較的小規模な利用も可能であることに加え、2層使い、3層使いがいずれも選択可能であり、各カスタマーのニーズに合わせた最適なフロアオペレーションの実現に貢献する。

■ 物流施設概要

施設名:「GLP常総」
所在地:茨城県常総市内守谷町
敷地面積:約42,000㎡
延床面積:約61,000㎡
構造:地上3階建て、耐震・鉄骨造
認証取得:CASBEE(新築)認証(予定)
着工予定:2020年5月
竣工予定:2021年7月

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