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ダイト、富山市の本社工場に「第七原薬棟」建設

2020年4月15日

 ダイトは14日、富山市の本社工場敷地内に医薬品原薬を製造する第七原薬棟を建設すると発表した。

 近年、中国における環境規制の強化や、輸入医薬品原薬から発がん性物質が検出されたことによる医薬品原薬の安定供給問題が発生し、国内製医薬品原薬に対する需要が増加している。

 また同社においては安定供給体制の確立とともに、既存の原薬製造設備を含めた安全対策の強化や生産の合理化、効率化の必要性が高まっている。

 今回、本社工場敷地内に自動化設備を導入した新原薬棟(第七原薬棟)を建設し、医薬品原薬の安定供給体制や安全対策の強化を図る。

■ 新棟概要

名称:第七原薬棟
所在地:富山県富山市八日町326番地(本社工場敷地内)
投資額:約35億円
建築面積:502㎡
延床面積:2,433㎡
構造:鉄骨造5階建て
事業内容:医薬品原薬の製造
設備機器:200Lプラント、1,000Lプラント、2,000Lプラント
着工予定:2020年11月
竣工予定:2021年12月

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