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島根自動機、松江市で新研究開発棟・工場増設

2021年2月2日

 生産用設備の設計製作を行う島根自動機(島根県松江市)は、ソフトビジネスパーク島根内に新たに研究開発棟を建設し、鹿島町にある本社を移転増設する。

 今回の設備投資により、リチウムイオン電池の生産性向上などをはじめとしたFA事業の競争力強化、ロボット開発やロボットを搭載した生産システムの研究開発などの新事業の創出とともに、業務の効率化を図る。

 また同じ敷地内にある既存工場では、高性能な工作機械設備を新たに導入することにより、自社で行う高難度加工部品の増産と内製率の向上を目指す。

 同社は、松江市で1982年の設立以来、電子部品、電池関連、自動車部品などの生産設備の製作で、設計から部品加工、組立、納入までの一貫生産を強みとしている。特に電気自動車に搭載するリチウムイオン電池の生産設備は、国内だけでなく海外の企業からも高く評価されている。

■ 設備投資概要

所在地:島根県松江市北陵町5-1
投資額:約13.2億円
増築面積:研究開発棟 2,141㎡(鉄筋コンクリート造2階建て)
    :第1工場増築 173㎡(鉄骨造 平屋建)
事業内容:FA事業(部品加工事業の強化、ロボット・ロボットシステム装置の研究開発)
新規雇用予定:25名
操業開始予定:2022年10月

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