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ナブテスコ、垂井工場を建て替え

2022年3月24日

 ナブテスコは22日、建設機械向け油圧機器を生産する垂井工場(岐阜県不破郡垂井町)を建て替えると発表した。

 垂井工場は油圧機器事業のマザー工場としての機能を担っている。今回、築60年が経過したことに伴い、最新鋭の工場建屋・設備に刷新する。

 新工場では、安全性・環境性能・品質・生産性のすべてにおいて「ダントツ」のものづくり工場を目指すとともに、高自動化の実現により需要変動に柔軟に対応できる生産体制を構築する。

 新工場棟は震度6強の地震にも耐え、過去最高雨量の2倍の排水能力を備えるとともに、非常用電源や避難所機能を備えることで、災害時の地域貢献も考慮した設計とする。

 また、高効率設備の導入、太陽光パネルの設置に加え、照明・空調電力を抑制することで、2030年でのSBT1.5 ℃目標の実現に向けCO2排出を削減し、環境配慮型の最新工場を目指す。

■ 新工場概要

所在地:岐阜県不破郡垂井町1414(垂井工場)
総投資額:約50億円
着工予定:2022年7月
竣工予定:2025年4月

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