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京セラ、鹿児島国分工場に新工場/150億円投資

2022年8月18日

 京セラは17日、鹿児島国分工場内に新工場を建設すると発表した。

 現在、積層セラミックコンデンサ(MLCC)は、通信端末や半導体関連機器の小型化・高機能化、5G普及に伴うデータセンターの増設をはじめ、車載関連においても、ADAS(先進運転支援システム)やEV技術の高度化など、今後も需要拡大が見込まれている。

 今回、生産容量の拡大や技術開発力の強化、将来を見据えた生産スペースの確保などを目的に新工場棟を建設する。今年9月から既設研究棟を解体し、2023年2月の着工、2024年5月から順次稼働を開始する予定。

■ 新工場概要

名称:鹿児島国分工場 第5-1-2工場
所在地:鹿児島県霧島市国分山下町1-1
投資総額:約150億円(工場および一部の生産設備)
建築面積:7,197㎡
延床面積:37,600㎡
構造:鉄骨 6階建
製品品目:積層セラミックコンデンサ(MLCC)など
生産計画:約100億円/年(初年度:2024年5月~2025年3月)
    :約200億円/年(次年度以降)
着工予定:2023年2月
操業開始予定:2024年5月

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