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京セラ、長崎県諫早市に工場用地取得

2022年12月20日

 京セラは19日、新工場を建設する方針を決定し、長崎県諫早市に用地取得を申し入れたと発表した。

 場所は諫早市小栗地区にある南諫早産業団地内の土地約150,000㎡。新工場では、部品事業を中心に検討しており、約1,000名程度の人員を想定する。2026年の操業開始を予定している。

 今後の成長のため、国内外の既存工場での積極的な増産投資が必要である一方で、既存工場だけではさらなる拡張が困難なことから、新工場の用地取得を検討していた。

 生産拠点としての交通利便性、輩出する優れた人材、エネルギー等のインフラ環境の優位性が、今後の事業展開で最適であると捉え、諫早市への用地取得を決定した。

 同社は、2023年3月期(今期)に売上高2兆円を目指しており、長期目標として、2029年3月期までの売上高3兆円の達成を掲げている。設備投資額は、先端半導体に関連する部品の旺盛な需要等を背景に、今期は過去最高となる2,000億円を予想しており、2024年3月期以降も今期予想を上回る高水準の投資を実施する計画。

■ 用地取得概要

所在地:長崎県諫早市小栗地区(南諫早産業団地)
面積:約150,000㎡
生産製品:部品事業を中心に検討中
想定人員:約1,000名程度
操業開始予定:2026年を目途

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