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ユニオンツール、新潟・見附市に第二工場建設/20億円を投資

2016年3月14日

 切削工具、金属加工機械の製造販売を行うユニオンツール(東京都品川区)は11日、新潟県見附市にある見附工場敷地内に第二工場建屋を建設すると発表した。

 見附工場は、同社グループ唯一の超硬エンドミル専用工場として稼働。同社グループは今後、超硬エンドミルを第二の柱として強化すべく、通常品の産出量拡大のほか、新たなダイヤモンドコーティング品の開発などを進めていた。

 同社は、主に自動車関連業界、金型加工業界などをターゲットに超硬エンドミル製品の展開を図っているが、今後、数量ベースで概ね5%程度の需要の拡大が続くと予想され、現在の産出量を約50%増強できる機械の配備を前提とした建物とする。

 投資額は約20億円、延床面積7,882㎡の鉄筋コンクリート造地上2階建て、16年4月1日の着工、16年10月末の完成・引き渡しを予定する。尚、機械設備の導入、段階的能力増強進捗は未だ白紙の状況だとしている。

■ 新工場概要

所在地:新潟県見附市新幸町3-1(見附工場敷地内)
投資額:約20億円
延床面積:7,882㎡
構造:鉄筋コンクリート造地上2階建て
事業内容:超硬エンドミルの製造
着工予定:2016年4月1日
完成・引き渡し予定:2016年10月末

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