太平電業、新潟県村上市にバイオマス発電所建設
2025年9月10日
太平電業は5日、新潟県村上市で木質バイオマス発電所を建設すると発表した。
発電所は同社100%子会社の村上グリーンパワーが運営し、敷地面積は約66,700㎡、定格出力は1,990kW、年間送電電力量は約13,000MWhとなる。燃料には未利用木質バイオマスと一般木質バイオマスを使用し、発電設備への投資額は約30億円を見込む。建設は2026年3月頃に開始し、事業開始は2027年末頃を予定している。
同社は地域資源を活用した循環型社会の実現を目的に「グリーンプロジェクト」を進めており、村上市とは持続可能な地域づくりに関する包括連携協定を締結している。今回の発電所建設はこの取り組みの一環であり、同市が掲げるゼロカーボンシティの実現に貢献する。
■ 発電所概要
運営:村上グリーンパワー合同会社(太平電業100%子会社)
設備名称:村上バイオマス発電所
所在地:新潟県村上市日下字大惣見1312番2
発電設備に関する投資額:約30億円
敷地面積:約66,700㎡
定格出力:1,990kW
年間送電電力量:約13,000MWh
使用燃料:未利用木質バイオマス、一般木質バイオマス
建設開始予定:2026年3月頃
事業開始予定:2027年末頃