ツバキ・ナカシマは16日、オランダのスタンピング部品工場を閉鎖すると発表した。

　同社は、比較的少数の大規模な顧客ニーズに対応し、オランダでスタンピング部品を生産してきたが、顧客の工順を含めたグローバル戦略の変化により、需要が大幅に縮小し、売上と利益に重大な影響を与えている。

　顧客との協議の結果、将来に亘り需要が見込めないとの結論に至ったことから、スタンピング部品事業から撤退する。会社業績の早期改善に向け、経営資源の選択と集中を図る。スタンピング部品工場は2023年12月に閉鎖される予定。