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サッポロビール、仙台工場のRTD製造ラインが稼働

2023年10月19日

サッポロビールは16日、宮城県名取市のサッポロビール仙台工場で建設していたRTD(栓を開けてそのまま飲める低アルコール飲料)製造ラインが完成し、稼働を開始したと発表した。

 RTD市場は、顧客ニーズの多様化などを背景にここ10年で約2倍に市場成長していることに加え、今年10月の酒税税率改正を機にさらなる成長が予想されている。

 同社はこれまで、静岡工場での自社製造と外部委託製造によりRTD商品の供給を行ってきたが、自社生産能力の増強と需給の柔軟性を高めることを目的に、約40億円を投じて仙台工場に新設備を建設。

 設備稼働により、同社のRTD自社生産能力は約2倍になり、2026年にはRTD自社製造比率88%を目指す。新製造ラインはピューレや混濁果汁を使用する製品も製造可能な設備で、今後さらに特長ある多様なRTD商品開発も可能となる。

 同社は、2023年のRTD販売計画を達成するとともに、過去最高売上を更新する見込み。今後はAIを活用した商品開発システム「N-Wing」とともに新たな市場創造型商品の開発と市場創出に取り組む。

■ 設備投資概要

工場名:サッポロビール仙台工場
所在地:宮城県名取市手倉田字八幡310-1
投資額:約40億円
面積:約162,000㎡※仙台工場全体
従業員数:38名(2023年10月現在)
製造能力:約1,100万函/年 ※250ml×24本換算
主な製造ブランド:「サッポロ濃いめのレモンサワー」「サッポロ男梅サワー」「サッポロニッポンのシン・レモンサワー」などのRTD主要商品
竣工・稼働日:2023年10月11日

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