ユニ・チャームは24日、ペットケア用品の生産子会社であるペパーレットが静岡県島田市に新工場を建設し、竣工式を行ったと発表した。

　今回、ユニ・チャームのペットケアカテゴリーの供給力増強の一環として、新工場を竣工した。これまで一部で分散していた生産拠点を新工場に集約することで、生産能力と物流効率の改善などを図る。

　ペパーレットは、猫用トイレの「紙砂」を世界で初めて開発した企業で、1975年に創業し、2012年からユニ・チャームグループの一社として事業を展開している。
ユニ・チャームグループ各社の製造工程から排出する紙おむつや生理用品などの資材ロスなどを原材料の一部として活用して紙砂を製造するなど、循環型社会の実現に貢献する取り組みを推進している。