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中越パルプ工業、高岡工場の新設備が稼働

2024年1月30日

中越パルプ工業は29日、高岡工場(富山県高岡市)に新設した家庭紙抄紙機(N6号抄紙機)が稼働を開始したと発表した。

 ティシュペーパーやトイレットペーパーなどの家庭紙は、生活に欠かせない必需品であることに加え、新型コロナウイルス感染症発生以降の衛生意識の高まりなどを背景に、今後も底堅い需要が見込まれている。

 高岡工場では、既存事業の構造転換取り組みの一環として、2022年9月末にグラフィック用紙を中心に生産していた6号抄紙機を停機し、N6号抄紙機の新設を進めていた。新設した最新の抄紙機により競争力のある原紙の供給体制を整える。

■ 設備投資概要

所在地:富山県高岡市米島282(高岡工場)
設備:家庭紙抄紙機(N6号抄紙機)
生産品種:ティシュ・タオル・トイレットペーパー原紙
生産能力:約 22,000t/年
起動式:2024年1月29日

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