太陽誘電、高崎市のR&Dセンターに太陽光発電設備
2024年3月8日
太陽誘電は5日、群馬県高崎市のR&Dセンター敷地内に太陽光発電設備と日本ガイシ製「NAS」電池を設置し、発電を開始したと発表した。
近年、地球温暖化の影響による異常気象など気候変動への対策が重要な社会課題となっている。太陽誘電は「中期経営計画2025」で、2030年度までにGHG排出量を42%削減(絶対量、2020年度比)を目標とした。目標達成に向け、電子部品の小型化・高効率化や歩留まり向上をはじめとする生産性改善、省エネに貢献する新規設備導入など、使用エネルギー削減への取り組みを進めている。
今回、R&Dセンター敷地内に太陽光発電設備と蓄電池を設置して創エネに取り組むとともに、不足分を再生可能エネルギー由来の電力に切り替え、2024年4月から同センターでの使用電力を全て再生可能エネルギーに転換する。今後も、2050年までに実質的なカーボンニュートラルに向けてエレクトロニクス機器の進化を支える電子部品を開発するとともに、持続可能な社会の実現を目指し、ESGの取り組みを進めていく。
■ 発電設備概要
所在地:群馬県高崎市中室田町5607-2(R&Dセンター)
太陽光発電出力規模:約1,320kW
年間発電量:約1,700,000kWh
CO2削減効果:約663t-CO2e
利用形態:全量自社利用
稼働開始:2024年3月5日