コーミ、豊橋市三弥町に新工場建設
2025年5月30日
ソース等を製造するコーミ(愛知県名古屋市)は27日、犬山工場の設備と機能を移設するため、豊橋市三弥町に「コーミ三弥工場」を建設すると発表した。
新工場は老朽化対策に加え、豊橋への生産拠点の統合とコミュニケーション拠点としての機能を兼ね備える。コーミはこれまで安全で安定した商品の提供に向けた設備投資を継続してきており、新工場にも見学ルートやキッチン、セミナールームを設置し、地域住民や消費者との交流機能を強化する。
また、豊橋エリアには既存の工場と管理圃場があり、収穫から製品化までの一連の流れを体験できる環境を整備する。新工場では「トマト育成からトマトケチャップを味わうまで」をテーマとした取り組みを開始し、農場から食卓までを一体で体験できる拠点として地域に根差した設備投資を進めていく。
■ 新工場概要
所在地:愛知県豊橋市三弥町字新大口1番8号
投資額:42億円(予定)
敷地面積:10,665.30㎡
延床面積:7,849.11㎡(建築面積:5,505.54㎡)
生産品目:デラックスこいくちソース、焼そばソースを中心としたウスターソース類(操業開始時)
生産能力:30t/日(500mlデラックスこいくちソース6万本、3000cs相当)
地鎮祭:2025年5月23日
着工予定:2025年7月
上棟式(予定):2025年11月
犬山工場製造終了:2026年5月
竣工予定:2026年6月
製造開始予定:2026年9月