不二越、富山事業所の太陽光発電システム稼働
2025年6月26日
不二越は18日、富山事業所でPPAモデルを活用した太陽光発電システムを増設したと発表した。
同社は2022年から再生可能エネルギーの導入を進めてきたが、今回国内4か所目として富山事業所 歯切工具工場に太陽光発電システムを増設し、6月に稼働を開始した。
PPA事業者である日本海ガスが同社の事業所内に機器を設置し、発電した電力を全量供給するエネルギーサービスを行う。
増設により、富山事業所と滑川事業所の合計出力は2,895.82kWとなり、年間約1,250tのCO2排出量削減が見込まれている。
■ 設備投資概要
設置場所:富山県富山市不二越本町1丁目1番1号(不二越 富山事業所 歯切工具工場)
設置機器:自家消費型太陽光発電システム552.96kW(パネル1,152枚)
遠隔監視・計測システム:非常用コンセント
導入目的:カーボンニュートラル実現に向けた取り組み
:再生可能エネルギーの地産地消(自家消費モデル)
:環境関連法規への対応(省エネルギー法、工場立地法)
:停電時の緊急電源としての活用(レジリエンスの強化)
稼働開始:2025年6月