池田製茶、南九州市に抹茶工場建設
2025年7月14日
池田製茶(鹿児島県鹿児島市)は7月1日、南九州市と立地協定を締結した。
同社は鹿児島県内を中心に荒茶を仕入れ、抹茶や煎茶の製造加工を行い、国内外に販売している。
今回の新工場では、抹茶をはじめとした新商品の開発や粉砕加工の技術を活用した多様な粉末製品の製造を行う予定。また、日本茶カフェとベーカリーの併設により、地域内外からの集客やインバウンド需要に対応し、地域の観光スポットとしての機能も担う。
加えて、新たに設置する「IRD・イノベーション事業部」において、企業や研究機関との連携による共同研究や研究開発(R&D)を推進し、多様な新規事業の創出を支援する計画。
■ 新工場概要
工場名:IRD(IKEDA Research and Development)
所在地:南九州市知覧町東別府9564(旧浮辺小学校)
投資予定額:約5,000万円
用地面積:11,699.00m²
建物面積:2,847.72m²
事業内容:煎茶・抹茶製造等
新規雇用者:5名
生産計画:5,000万円(初年度)
着工予定:2025年8月
操業予定:2026年1月