壽官陶苑、鹿児島県日置市の工場増設
2025年6月25日
陶器を製造販売する壽官陶苑(鹿児島県日置市)は4月24日、鹿児島県と立地協定を締結した。
今回の工場増設は、これまでの陶器販売やさつま焼製品の普及活動とは別に、さつま焼と歴史を同じくする天然樟脳の製造を目的としたもので、国内最初の樟脳製造の地である美山で製造を復活させる計画。
また、未利用材であるクスノキの有効活用や地域資源を活用した観光・教育、社会的弱者支援による新たな雇用も計画しており、地域の活性化と経済発展への貢献が期待されている。
■ 工場増設概要
工場名:本場薩摩樟脳製造所
所在地:鹿児島県日置市東市来町美山941番地2
投資予定額:4,000万円
土地面積:1804㎡
建物面積:86.64㎡
新規雇用者:5名
事業内容:樟脳と関連商品の製造・販売
生産計画:樟脳パウダー 12,000パック(5g×10袋/パック)
年間生産計画:樟脳油 3,000本(10ml/本)
:樟脳水 7,000本(500ml/本)
着工予定:2025年5月
操業予定:2025年10月