坂之上製茶、鹿児島市の工場増設
2025年6月10日
鹿児島県は2日、茶の栽培やドリンク等を販売する坂之上製茶(鹿児島県鹿児島市)と立地協定を締結したと発表した。
同社は、全国的に煎茶の需要が減少する一方で国内外での抹茶人気の高まりや、鹿児島県の荒茶生産量が日本一となったことを背景に、取引先である大手飲料メーカーからの増産要望に応える形で今回の設備投資を決定した。
生産から碾茶加工までを自社で一貫して行うことで、「鹿児島市(松元地域)産碾茶」の海外展開を目指しており、地域産業の活性化と収益力向上への貢献が期待されている。
■ 工場増設概要
工場名:有限会社坂之上製茶 碾茶工場
所在地:鹿児島市直木町2909番地1, 2909番地2
用地面積:1,013.22㎡ ※既存敷地内
建物面積:873.94㎡
新規雇用者:5人
事業内容:碾茶加工
着工予定:2025年6月
操業予定:2026年4月