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ケンミン食品、篠山工場で冷凍商品の増産

2025年9月4日

ケンミン食品は8月26日、篠山工場敷地内に冷凍ビーフンと冷凍はるさめの製造ラインを新設したと発表した。

 新製造ラインは、倉庫を改築して設置した。延床面積は1,950㎡の鉄骨平屋建て。生産能力は既存ラインに比べて約1.3倍となる。製造工程ではめんや具材、調味液を全自動で調理と計量でき、フリーザーの能力向上により凍結時間を短縮するほか、時間や温度を自動制御することで品質を安定させる。さらに、炒め調理や包装工程など従来人が行っていた作業を自動化し、省人化している。

 冷凍食品需要の拡大に対応するため、同社の冷凍食品の基幹ラインとして9品を製造する計画。篠山工場全体では約70品目の生産体制となる。

■ 設備投資概要

所在地:兵庫県丹波篠山市泉2-7 泉工業団地(篠山工場敷地内)
設備投資額:約22億円
敷地面積:18,000㎡
新ライン延床面積:1,950㎡
構造:鉄骨平屋建て
製造品目:冷凍ビーフン・はるさめ等(9品)
生産能力:約1.3倍(既存ラインと比較)
竣工日:2025年3月末日
稼働開始:2025年6月1日

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