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健栄製薬、大阪市淀川区に新工場建設

2025年10月20日

健栄製薬は16日、大阪市淀川区に新工場「十三第2工場」を建設すると発表した。

 今回、便秘症を対象とする医薬品や後発医薬品の生産能力と生産性の向上を目的に、新たな医薬品製造工場を建設する。新工場建設に関連し、10月9日に中堅・中小企業の賃上げに向けた省力化等の大規模成長投資補助金の交付決定通知を受領しており、この補助金を活用して生産体制の強化を進める。

 新工場は建築面積1,717㎡、延床面積7,778㎡の鉄骨造6階建て。着工は2026年7月、竣工は2027年9月を予定しており、医薬品の安定供給を図るとともに、生産効率を高めることで売上と利益の増加を目指す。

 同社はこの設備投資を通じて、従業員と役員の賃上げを実現し、企業成長と社会貢献の両立を進めるとしている。

■ 新工場概要

名称:健栄製薬㈱ 十三第2工場
所在地:大阪府大阪市淀川区田川北2-5-56
建築面積:1,717.00㎡
延べ床面積:7,778.38㎡
建屋構造:鉄骨造6階建
生産品目と目的:便秘症を対象とする医薬品や後発医薬品の生産能力の向上と生産性向上を図り、安定供給体制を強化する
着工予定:2026年7月
竣工予定:2027年9月

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