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白鶴酒造、兵庫の本社敷地内に新棟建設

2025年8月18日

白鶴酒造は6日、本社敷地内で新醸造蔵の建設に着手したと発表した。

 新醸造蔵は築73年となる本店二号蔵工場の後継蔵であり、特定名称酒に特化した四季醸造蔵として2026年冬に稼働予定。従来のように季節従業員を用いた冬季限定の生産ではなく、社員のみで年間を通じて大吟醸などのプレミアムな特定名称酒を製造する。新設備には品質を重視した機器を導入するとともに、同社が蓄積してきた醸造データを活用した管理方法を採用する。

■ 新棟概要

名称:未定
所在地:兵庫県神戸市東灘区住吉南町4丁目5番5号
投資額:非公表
敷地面積:18,659㎡
建築面積:1,412.23㎡
延床面積:2,425.79㎡
建築高さ:17.40m
建物概要:鉄筋コンクリート造 地上2階建て
生産設備概要:横型蒸米機、円盤製麹機、無通風製麹機、吟醸用甑、麹室、15KL・3KL発酵タンク
生産酒類:特定名称酒
生産能力:1,100KL/年
着工日:2025年8月1日
竣工予定:2026年10月末
操業開始予定:2026年12月

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