長州産業、福島県楢葉町に新工場/26年秋稼働
2025年10月20日
長州産業は14日、福島県楢葉町に太陽電池モジュールの新たな生産拠点「東日本工場」を開設すると発表した。
同社は太陽電池モジュールの需要拡大と北米展開を見据え、生産能力の強化を目的に新工場を建設する。現在は山口県の本社工場で生産しているが、供給体制の強化と安定化を図るため東日本に生産拠点を設ける。
東日本工場は2026年春に開設し、同年秋の稼働開始を予定している。敷地面積は31,239㎡、延床面積は16,709㎡で、太陽電池モジュールを年間200MW生産する計画。将来的には800MWまで拡大させる。従業員数は50名を予定している。
新工場の稼働により、脱炭素社会の実現とエネルギーセキュリティの確立に向けた中長期的な成長と安定供給を推進する。
■ 新工場概要
名称:長州産業株式会社 東日本工場
所在地:福島県双葉郡楢葉町下繁岡北谷地16番地
敷地面積:31,239.7㎡
延床面積:16,709㎡
生産品目:太陽電池モジュール
生産能力:年間200MW (将来的に800MWを予定)
従業員数:50名(予定)
工場開設:2026年春
稼働開始:2026年秋