工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

オタフクソース、マレーシアの新工場稼働

2025年9月5日

オタフクソースは8月26日、現地法人オタフクソースマレーシアがマレーシアのヌグリ・スンビラン州に社屋と工場を新設し移転したと発表した。

 オタフクソースマレーシアは2016年に設立。2017年にJAKIM認証を取得し、Otafukuグループ唯一のハラール調味料専用工場として生産量を拡大している。

 今回、需要の増加に対応するため、新工場を建設し生産能力を強化した。製造品目は100を超え、NBとODMの比率は4対6、家庭用と業務用は1対9となり、主にマレーシアの日本食レストラン向けに供給している。

 現在、オタフクソースマレーシアの売上の約8割はマレーシアにおけるものだが、インドネシア、シンガポール、イギリス、UAE、日本などへハラール調味料を輸出している。現在はインドネシア向けが大きな割合を占めているが、今後は現地で開催される展示会への出展や、ECサイトを活用した販売を通じて、中東やヨーロッパへの展開にも注力していく。

■ 新工場概要

所在地:PT42833,Jalan Techvalley 1/2,Sendayan Techvalley,71950 Bandar Sri Sendayan,Negeri Sembilan,Darul Khusus,Malaysia
工場用地:9,066㎡
生産能力:6,000㎘/年
生産品目:ハラール認証のお好みソース・焼そばソース・たこ焼ソースなどのソース、たれ、酢などの液体調味料
稼働開始:2025年7月1日

このエントリーをはてなブックマークに追加