富士フイルム、米国ウィスコンシン州に新本社拠点
2026年5月28日
富士フイルムは5月20日、米国子会社でiPS細胞の開発製造を行うフジフイルム・セルラー・ダイナミクスが新本社拠点の開所式を行ったと発表した。
新薬研究開発で動物実験代替手法への関心が高まり、前臨床評価でヒト生体機能を精度高く再現できるiPS細胞由来分化細胞の活用が拡大している。iPS細胞を用いた細胞治療薬の実用化も進み、製薬企業や研究機関などから関連サービスの需要が増加している。
新拠点で創薬支援用iPS細胞由来分化細胞の製造施設面積を従来の4倍に拡大し、製造規模を4倍に引き上げた。細胞治療薬の生産プロセス開発用ラボを新設し、開発初期段階からの支援体制を強化した。
将来の細胞治療薬の受託需要を見据えて治験薬製造から商業生産まで幅広い工程に対応できる拡張性を持たせた施設設計とし、顧客要望に応じて柔軟に増強できる体制を整えた。
■ 新拠点概要
拠点名:FUJIFILM Cellular Dynamics
所在地:米国ウィスコンシン州マディソン
施設:創薬支援用iPS細胞由来分化細胞の開発・製造設備/細胞治療薬の生産プロセス開発用のラボ設備
建物面積:約16,000m²
稼働時期:2026年
