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シーアールイー、羽生市のロジスクエア羽生が竣工

2016年7月22日

 シーアールイー(東京都港区)は19日、埼玉県羽生市で開発を進めていた物流施設「ロジスクエア羽生」が15日に竣工したと発表した。

 竣工に先立ち国内大手物流企業の入居が確定しており、16年8月1日より当該テナント企業の物流拠点として稼働する予定。

 開発地は、東北自動車道「羽生」インターチェンジより約4.5kmに位置しており、10分以内でのアクセスが可能な好立地で、北関東自動車道の全線開通や、今後予定されている圏央道の更なる延伸により、東北自動車道を基軸とした広域ネットワークの形成が期待されている。

 施設の特徴として、1階は低床倉庫として両面にバースを配置、敷地内車両動線は出入口を分けたワンウェイとし、さらに敷地内に40フィートトレーラーを含む大型車両50台以上の待機スペースを確保することにより、効率的な入出庫オペレーションを実現した。

 また、塑性変形抵抗性に優れ、わだち掘れの発生を抑制する「半たわみ性舗装」をトラックヤード及び待機スペースだけでなく、場内全域に採用。倉庫部分の基本スペックは、平均照度250ルクス以上、床荷重2.0t/㎡、有効高さは各階6.0m以上を確保し保管効率を高め、さらに、垂直搬送機はダブルパレット対応型を8基設置し上下搬送効率も高めている。

 また、雨天時の入出庫オペレーションにも配慮し、両面バースの大庇張り出し長さを14m確保した。

 環境面では、全館LED照明、人感センサー、節水型衛生器具の採用等により環境や省エネルギーに配慮した施設として、BELSの評価を取得予定。さらに、同社開発物件の標準装備である緊急地震速報システムの導入や外構散水栓による停電時の給水確保等により入居企業の BCP(事業継続計画)への配慮を行っている。

■ 物流施設概要

所在地:埼玉県羽生市大字秀安
敷地面積:約36,224㎡
延ベ面積:約38,857㎡
建物構造:鉄骨造 地上2階建て
設計施工:五洋建設
着工:2015年8月18日
竣工:2016年7月15日

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