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三菱地所、大阪市にロジポート大阪大正を建設/延床面積は12万m2

2016年8月9日

 三菱地所(東京都千代田区)とラサール不動産投資顧問(東京都千代田区)は3日、大阪市大正区にマルチテナント型物流施設「ロジポート大阪大正」を共同開発すると発表した。

 敷地面積約55,500㎡、延床面積約122,000㎡、地上4階建ての大規模マルチテナント型物流施設で、16年12月に着工、18年1月の竣工を予定する。

 開発地は、大阪市大正区に立地し、難波・心斎橋エリアへ6km圏、淀屋橋・本町エリアへ8km圏、梅田エリアへ10km圏と、大阪都心部に近接している。

 阪神高速15号堺線玉出出入口まで約4㎞で、市内主要部を縦横に走る阪神高速を通じて名神高速・中国道・山陽道方面へといった高速道路のアクセスに加え、国道43号線で神戸方面へ、国道26号線で南大阪方面へといった主要幹線道路のアクセスも良好で、大阪のみならず、神戸、京都を含めた関西の巨大マーケットへの輸配送もカバーできる。

 施設は市街地に至近でありながら、工業専用地域内にあるため、365日、24時間のオペレーションが可能であり、多様なニーズに応え利便性を高めることができる。

 防災面では、制震構造を採用し、72時間対応の非常用発電機を設置する等、BCPを考えた災害リスクの低い施設計画としている。

 加えて、全館LED照明を採用するほか、屋上に太陽光発電設備を設置する等、環境面にも配慮している。

 各企業による物流効率化の過程で、交通利便性に優れたエリアに立地する近代的な物流施設へのニーズが高まっていることから、今後も企業活動のニーズに応える物流適地を見定め、物流施設開発を進めていくとしている。

■ 物流施設概要

所在地:大阪府大阪市大正区船町1-5-4他(地番)
敷地面積:55,500.47㎡
延床面積:122,099㎡(予定)
構造:鉄筋コンクリート造・鉄骨造 地上4階建、制震構造
設計監理監修:久米設計
設計施工:大林組
用途:マルチテナント型物流倉庫
着工予定:2016年12月
竣工予定:2018年1月末

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