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アイリスオーヤマ、角田工場のマスク増産/月産1億5千万枚

2020年4月27日

 アイリスオーヤマは22日、6月稼働予定の宮城県角田工場のマスク生産能力を月産1億5千万枚に増強すると発表した。

 同社は、中国の大連工場と蘇州工場の2拠点の生産に加えて、日本国内の生産設備導入により、月産6千万枚という新たなマスク生産計画を既に発表している。

 しかし、政府からの更なる要請を受けて、国内のマスク生産を強化する必要があると判断。政府の「国内投資促進事業費補助金」を活用することで、日本国内の設備投資をさらに拡大し、月産1億5千万枚の生産体制を構築する。

 また、中国におけるマスクの重要資材である不織布(メルトブロー、スパンボンド)の価格高騰による影響も考慮し、同工場内に資材製造設備も導入することで内製化率を高め、中国一国に依存する供給体制を見直す。

 今回の設備投資により、中国2拠点の工場と合わせて日本国内に月産2億3千万枚の供給が可能となる。

■ 設備投資概要

所在地:宮城県角田市小坂上小坂1番(角田工場)
投資総額:約30億円
生産アイテム:不織布マスク
      :マスク用不織布(メルトブロー、スパンボンド)
生産能力:1億5千万枚/月
新規雇用予定:100名
稼働開始予定:2020年7月

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