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山田水産、志布志工場を増設/新規に50名を雇用

2016年10月21日

 鰻の加工販売を行う山田水産(大分県佐伯市)は志布志工場を増設する。10月12日に志布志市と立地協定を締結した。

 同社は完全無投薬の鰻の養殖から蒲焼加工、出荷までの一貫生産体制を確立させ、鹿児島産の鰻の蒲焼きとして大手量販店のブランド商品に採用されるなど、量販店を中心に販路を拡大し、出荷量は全国トップクラスを誇る。従業員数は463名(2016年7月現在)、年商は146億円(2016年5月期)。

 今回の工場増設は、今後の需要増が見込まれる鰻蒲焼の真空パックの生産能力の強化や各種水産加工品や地元産の農産物を使用した惣菜などの製造を行うために決定された。併せて、鰻の蒲焼きをはじめ、地元食材を利用したレストラン及び店舗を工場に併設する計画。

■ 増設概要

工場名:山田水産(株)志布志工場
所在地:鹿児島県志布志市志布志町志布志1286番3
投資額:約15億円
敷地面積:17,949㎡
建築面積:5,882㎡
新規雇用:50名程度
事業内容:水産食品(ウナギ等)パック加工、農産物等フライ加工、レストラン及び店舗
生産計画:年間20億円
着工予定:2016年10月
操業予定:2017年3月

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