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三菱樹脂、米国のポリエステルフィルム設備を増設/120億円を投資

2015年10月8日

 三菱樹脂(本社:東京都千代田区)は6日、米国サウスカロライナ州グリアにある製造拠点でポリエステルフィルムの生産能力増強のため、新規設備を導入すると発表した。

 投資額は約100百万US$(約120億円)で、新規に生産ラインを1系列導入。生産能力は年9万トン(現状比で2.5万トン増)。2017年央の完成を予定する。

 同社によると、米国内での工業用途や包装材料用途向けポリエステルフィルムの需要増に対応する為、既存プラントの効率的な運用等を行ってきたが、予想を上回る需要の伸びがあったことや、今後の需要の伸びが予測されることから今回の増設を決定したという。

■ 増設概要

所在地:米国サウスカロライナ州 グリア
投資額:約100百万US$(約120億円)※1US$=120円で換算
主な製造品目:ポリエステルフィルム(製品名:「HOSTAPHAN®(ホスタファン)」)
生産能力:年9万トン(現状比で2.5万トン増)
完成予定:2017年央

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