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SMC、沼津市に技術センターを計画/東海大学沼津校舎跡地を活用

2017年6月19日

 静岡県沼津市はこのほど、東海大学沼津校舎跡地の優先交渉権者をSMC(東京都千代田区)に決定したと発表した。

 場所は沼津市西野字霞317-1外の内。概算地積は約5,600㎡。自動制御機器製品の研究開発を行う(仮称)沼津技術センターの整備を計画する。

 同市は、2017年3月末に学校法人東海大学より東海大学沼津校舎跡地の土地及び建物等の寄附を受け、民間事業者による有効活用を図るため、公募売却により「地域振興に資する研究開発施設等」の立地を目的とした、提案型の事業者の募集を行っていた。

 市によると、対象地は新東名高速道路駿河湾沼津スマートインターチェンジの至近に位置していることや、県が対象地の一部を使用し、農業の生産性向上を目指す「先端農業推進プロジェクト」の拠点として、2017年夏の開所に向けた施設整備を進めているなど、その有効活用の可能性のある土地だとしている。

■ 計画概要

所在地:静岡県沼津市西野字霞317-1外の内
概算地積:約5,600㎡
事業概要:自動制御機器製品の研究開発を行う(仮称)沼津技術センターの整備

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