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王子ホールディングス、ベトナム・マレーシアで工場増設

2018年2月9日

 王子ホールディングスは8日、ベトナムとマレーシアで新工場の建設と既存2工場を拡張すると発表した。

 ベトナムでは、今後も日系企業を中心に需要増が見込まれることから、ハナム省に新工場を建設する。投資額は約30億円。2019年7月の営業開始を予定する。

 マレーシアでは、6月に稼働予定の工場を含めて8箇所の工場を保有しているが、その中で最も段ボール消費量の多い中部地区に位置する2工場で、敷地内に保有する遊休地を活用した建屋拡張、生産能力増強を行う。

 投資額は約30億円。2工場とも2018年12月の稼働開始を予定している。対象となる2工場の生産能力は現状比でほぼ倍増となる計画。

■ 設備投資概要

◇ ベトナム新工場
所在地:ベトナム・ハナム省ドンバンⅢ工業団地
投資額:約30億円
営業開始予定:2019年7月

◇ マレーシア工場増設
投資額:約30億円
稼働開始予定:2018年12月(2工場)

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