工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

JX金属、大分市にリサイクル物流センター/8月着工

2020年7月30日

 JX金属は29日、子会社のJX金属製錬が大分市の大分港大在西地区に「JX金属製錬リサイクル物流センター(仮称)」を建設すると発表した。

 JX金属グループの製錬事業・リサイクル事業の主力事業所であるJX金属製錬 佐賀関製錬所では、鉱石原料とリサイクル原料の最適なミックスの仕方を追求することで事業の強靭化を目指しており、リサイクル原料の増集荷、増処理を計画している。

 今回、その足掛かりとして、佐賀関製錬所向けのリサイクル原料等の物流拠点を設置する。同拠点では、銅系リサイクル原料の受け入れや出荷を行う計画であり、AIを活用した効率的な原料分析を実施する他、保管建屋、輸送効率化のための原料圧縮機等を設置する。

 2020年8月より建設工事を着工、2021年10月から稼働を開始する予定で、同拠点の稼働により、佐賀関製錬所の競争力強化を図る。

■ 設備投資概要

会社名:JX金属製錬(株)
名称:JX金属製錬リサイクル物流センター(仮称)
所在地:大分県大分市大字青崎11-1(大分港大在西地区(6号地C-2))
敷地面積:約45,000㎡
事業内容:リサイクル原料の受け入れ、サンプリング・分析、保管、圧縮、出荷
着工予定:2020年8月
操業予定:2021年10月

このエントリーをはてなブックマークに追加