新光電気工業は19日、長野県千曲市に新工場を建設すると発表した。

　パソコンやサーバーなどに搭載されるCPU等の高性能半導体向けフリップチップタイプパッケージは、半導体の高機能化・高速化と省電力化に対応する半導体パッケージとして、今後も旺盛な需要が続くことが見込まれている。

　同社は、これまで更北工場（長野市）、若穂工場（同）、高丘工場（長野県中野市）で、フリップチップタイプパッケージの生産体制強化を行ってきたが、さらなる生産能力拡充を図るため、新工場を建設する。これにより、同社の工場は計6工場となる。

　新工場では、使用する電力を100%再生可能エネルギーでまかなうなど、今後、さまざまな環境負荷低減活動に取り組むとしている。