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TOTO、ベトナム第4工場が稼働開始

2022年7月12日

 TOTOは8日、グループ会社のTOTOベトナムの第4工場が稼働を開始したと発表した。

 TOTOベトナムは、ハノイ市内に第1工場(2004年)・第2工場(2006年)を、ハノイ市近郊のフンイェン省に第3工場(2018年)を稼働させ、ベトナム国内とアジア・米州に衛生陶器を供給している。

 今回、第3工場と同じ敷地内に新設した第4工場は、衛生陶器のグローバルな需要伸長に対応する生産拠点として、日本を含むアジアや米州など世界各地域へ供給する。第4工場は年間約100万ピースの生産能力があり、TOTOベトナム全体での衛生陶器の生産能力は約1.4倍となる。

 第4工場では、エネルギー効率の高い最新鋭の高効率焼成窯の導入などによりCO2排出量を抑える。また、全体の生産工程を通しての省力化や自動化、焼成時の約1,200℃の高温に耐える2次元コードを用いた個体識別システムの導入により、品質や生産効率の向上を図る。

■ 新工場概要

会社名:TOTO VIETNAM CO., LTD.
所在地:Plot No. M-7, M-8, N-3, RE-8 Thang Long Industrial Park II, My Hao District, Hung Yen, Vietnam
投資額:約134億円
敷地面積:約240,000㎡(第3工場含む)
延床面積:約100,000㎡
構造:3階建 鉄筋コンクリート造(第4工場建屋)
生産品目:衛生陶器(腰掛大便器・タンクなど)
生産能力:約100万ピース/年
着工:2020年2月
稼働:2022年7月

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