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東邦チタニウム、神奈川県茅ヶ崎市の新触媒工場が竣工

2022年11月28日

 東邦チタニウムは24日、茅ヶ崎工場(神奈川県茅ヶ崎市)内に建設を進めていた触媒新工場が竣工したと発表した。

 同社触媒事業の主力製品であるTHC触媒(Toho High efficiency Catalyst)は、ポリプロピレン製造に用いられる同社独自の高性能触媒で、マグネシウム-チタン系のZiegler-Natta触媒と呼ばれるタイプの触媒。ポリプロピレンは、自動車内外装、家電製品、包装材、食品容器など幅広い用途に使用されている。

 昨今、化学物質規制強化等、環境問題への対応が一層急務となっていることから、同社では環境に配慮した触媒の開発・製造・販売を行っており、新工場は本環境対応型触媒の製造もできる設計となっている。

■ 新工場概要

所在地:神奈川県茅ヶ崎市茅ヶ崎3-3-5(茅ヶ崎工場)
設備投資額:約73億円
製品:プロピレン重合用触媒

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