住友電工、富山に新工場建設/145億円投資
2026年3月30日
住友電気工業は3月24日、アルミワイヤロッド生産拠点である富山住友電工に設備投資を行うと発表した。
同社グループは、送配電線向けや自動車向けなど幅広い分野にアルミワイヤロッドを供給しており、架空送電線の更新需要の堅調推移や自動車の軽量化ニーズを背景に、高品質アルミワイヤロッドの需要が増加している。現状の生産能力では今後の需要拡大に対応する必要があると判断した。
投資額は約145億円で、新工場建屋の建設と高品質ワイヤロッド生産設備を導入する。生産能力を現状比約1.5倍に引き上げ、2030年3月の全面稼働を予定する。新たな溶解炉には高熱効率バーナーを採用し、原料中のアルミスクラップ比率を高めることでCO2排出量を抑えた低炭素アルミワイヤロッドの供給を拡大する。
自動車部品向けの太径アルミ合金ワイヤロッドについても供給能力を増強し、自動車用アルミワイヤーハーネス向け需要の拡大に対応する。タイ子会社の生産能力と合わせ、アルミワイヤロッドの生産は約4000t/月体制となる。
■ 新工場概要
所在地:富山県高岡市(富山住友電工敷地内)
投資額:約145億円
事業内容:アルミワイヤロッドの生産
生産能力:約1.5倍に拡大。約4000t/月体制(タイ子会社含む)
稼働予定:2030年3月(全面稼働)
