彦島製錬、下関市の工場に新ライン増設
2026年3月31日
三井金属は3月27日、100%子会社の彦島製錬がアトマイズ銅粉の生産能力を増強すると発表した。
積層セラミックコンデンサ(MLCC)向け外部電極用銅粉の需要が、AI化の進展や家電のIoT化、自動車の電装化を背景に拡大している。銀価格の高騰に伴う省銀化ニーズの高まりで、太陽光パネルや半導体部品の接合・放熱材料などに使う銀コート銅粉の芯材としての需要も増えている。
三井金属は岐阜県飛騨市の神岡機能性粉体工場に加え、山口県下関市の彦島製錬・彦島機能性粉体工場にアトマイズ銅粉の新規製造ラインを新設する。新ラインの稼働開始は2027年10月を予定する。2拠点体制とすることで、安定供給体制を構築し、事業継続計画(BCP)を強化する。
今後は生産能力を増加させたうえで、市場動向を注視しながら、需要拡大に応じたさらなる増強も検討する。
■ 設備投資概要
所在地:山口県下関市彦島西山町1-1-1(彦島機能性粉体工場)
事業内容:アトマイズ銅粉の製造
稼働開始予定:2027年10月
